《試合結果》
●26-29 対茨城大
6月2日、本学体育館にて関東学生ハンドボール連盟 2024年春季リーグ(男子4部)が行われ、茨城大を相手にリーグ6戦目の試合に臨んだ。
開始直後から本学が流れをつかむ。轟天志郎(法律3)が相手守備の隙をついて先制点を決め、続いて長塚晴大(政治1)も点を追加し、2-0と点差を広げた。その後、相手の攻撃に対応しきれず、2-4と点差を離されるが、反撃に転じる。GK石川日向(日本文2)が相手のシュートコースを読み切った堅い守りを見せると、前半26分には秋元優汰(政治2)が狙いすましたシュート、28分にはPT、29分には梶谷大翔(経済数理3)が的確にシュートを決め、点差を縮めていく。その後も選手同士の息の合った攻撃を続け、前半終了までに11-12と1点ビハインドまで追い付き、試合を折り返した。
後半は開始直後に相手に先制点を取られるも、その12秒後に瀬間良輝(応用科学3)が状況を適切に判断し、一転攻勢。点を取り返し、接戦に持ち込む。そして後半14分、長谷川大空(総合経営4)のジャンプシュートにより、20-20の同点に追いついた。勢いに乗る本学は勝ち越し点を狙うも、相手のディフェンスを崩せず、さらにリードを奪われ点差が開く。その点差がプレッシャーとなったか、ミスが続き連続で3点を失ってしまう。しかし、本学は試合終了まで積極的にロングパスやフェイントを使った攻撃を仕掛け、劣勢状態でも雰囲気に飲まれることはなかった。後半27分にはPTに成功し、後半28分にもパスによる連携をとったシュートで得点を重ねる。3点差まで迫ったが、最終スコア26-29で試合は終了。惜しくも敗れてしまったが、最後まで健闘した一戦となった。
試合後、主将の轟は「前半でいい流れをつかめていたが、後半では焦りによってシュートのミスなどが増えてしまった。今回の試合を踏まえて、次の試合では確実に点が取れるシュートを決められるようにしたい」と、次の試合への目標を語った。今年、創部55年を迎える本学ハンドボール部のさらなる躍進に期待したい。(加賀谷綾音)
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