▼VRを経験したことがあるか。また、VRをどの程度使用しているか。
「ある」と答えた学生が全体の40%を占め、そのうちの84%は「普段は使わない」と回答した。「月に1~3回使う」が10%で、一部の人は定期的に使用しているという結果だった。
▼どのようなVRコンテンツを経験したか。また、今後経験してみたいコンテンツは何か。(複数回答)
「経験したことがある」と答えた学生のうち最多の回答は71%の「ゲーム」だった。「ドラマ・アニメ・映画などの映像作品」が23%、「音楽」が21%と続き、エンターテインメント性の高いコンテンツが上位を占めた。
「経験したことがない」と答えた学生に経験してみたいコンテンツを聞くと「ゲーム」が79%、「音楽」が51%、「ドラマ・アニメ・映画などの映像作品」が45%を占める。余暇でVRを体験したいと思う学生は多いようだ。
▼VRの魅力は何か。また、不便を感じた点は何か。(自由記述)
VRを経験したことがあると答えた学生に魅力を聞いたところ「没入感・臨場感」という回答が多数見られた。「実際に映像に入り込んだような感覚になれる」「非日常的な経験が味わえる」などの声も多く、VR特有の体験に対する感動がうかがえる。不便な点としては「ゴーグルが重く首が疲れる」「酔いやすい」などの意見が挙がった。
▼VRによって今後発展する分野は何か。(複数回答)
ここでも「ゲーム」が最多で81%に上り、そのほか「観光」「ドラマ・アニメ・映画などの映像作品」「音楽」など娯楽分野の回答が上位を占めた。一方で「医療」が50%、「教育」が47%と実用的な分野での活用を期待する回答も寄せられている。VRが幅広い分野で普及すると考える学生は多い。
▼VRは社会をどのように変えると思うか。(自由記述)
「オンラインでの諸活動が活発になる」という意見に加え「疾病や体の不自由にかかわらず、さまざまなサービスを受けられるようになる」など福祉や医療水準の向上への期待も見られた。未来を担う本学学生にとっても、社会の発展へVR技術がどのように寄与するかは人ごとではない。(新野まどか)
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