top of page
成蹊大学新聞会

アメリカンフットボール 課題が残る初陣

《試合結果》

●7-23 対神奈川大


5月30日、アミノバイタルフィールドにて春季オープン戦が行われた。本学は2年連続で関東学生リーグ戦2部Aブロックを制しており、今期の1部昇格を目指している。


開始早々から相手の力強い攻めを受けた。しかし、これに屈しない守りで対応し、得点を阻止。試合の流れをつかんだ本学は、反撃を開始した。RB山崎佑介(経済経営3)のランニングプレーで20ヤード進めると、次のサードダウンでQB西山壮流(国際文化3)が、WR武井涼(法律3)にロングパスを決める。その後もパスをつなげ、ゴールラインまで残り4ヤードに迫った。相手のディフェンスラインが立ちはだかるも、じりじりと押し上げタッチダウン。本学が初得点を挙げた。キックも確実に決め、順調な立ち上がりで7-0とする。先制した後は、リードに甘んじない粘り強い守りを展開し、終始相手をけん制。7-3で第1クオーターを終えた。


第2クオーターに入っても、攻守にわたってスピードが衰えない。DL田部井孝介(経済経営4)が相手選手に素早いタックルを決め、陣地を防衛。しかし、続く攻撃で隙を突かれパスインターセプトを許す。そのままタッチダウンされ、7-10となった。その後、懸命なブロックで相手ディフェンスを止め敵陣に攻め込むが、反則となり攻守交代。逆転の糸口をつかめないまま試合は進む。前半終了間際にも失点を重ね、7-16で試合を折り返した。


後半、本学は積極的な攻撃を仕掛ける。15ヤードのランニングプレーでゴールラインへと駆け上がるものの、得点にはつながらない。隙を逃さなかった相手に得点を決められ、7-23と点差が広がった。形勢の逆転を図りたい本学だが、ここで雷雨のため試合は中断。審判団の判断により、コールドゲームとなった。


主将の重藤遼(法律4)は「課題だった試合の立ち上がりは良かったが、スタミナや技術面に改善の余地がある」と冷静に振り返る。今後のさらなる活躍に期待したい。(高橋豪)

0件のコメント

物事の判断力を養う 読書の意義

古くから人々の娯楽であり、知識を得る手段でもある読書。大学生が読書をすることにはどのような意義があるのだろうか。本学文学部日本文学科の大橋崇行教授にお話を伺った。 大橋教授は「情報を確かめる力は、読書でしか得られない」と話す。現代ではさまざまな情報を得ることができる一方で、...

コメント


bottom of page